インデックス投資の話再び 基礎編|仕組みと考え方をもう一度わかりやすく

資産形成

はじめに

今回は、私自身が実際に続けている投資方法であるインデックス投資について書いていきます。

これまでの記事では、
まず全体のイメージをつかんでもらうことを意識して書いてきました。

そのため、
一部これまでの内容と重なる部分もありますが、
今回はもう少し踏み込んで整理していきたいと思います。

今回はその中でも、いちばん基本となる部分、
いわば“触り”の内容です。
できるだけわかりやすく書いていきます。


インデックス投資とは何か

インデックス投資とは、
特定の企業ではなく、ある市場全体の動きに連動して投資する方法です。

その中には、
特定の国や業界を対象にした指数もあれば、
全世界株式やS&P500のように、
より広く分散された市場全体を表す指数もあります。

こうした指数に連動するインデックスファンドに投資することで
一つの企業や分野に賭けるのではなく、
市場全体の成長をまとめて受け取ることができます。

きのこの山を一つだけ買うのではなく、
きのこの山、たけのこの里、トッポなどが入った
お菓子のアソートパックを選ぶようなイメージです。


つみたてNISAとは

巷で噂のつみたてNISA、
皆さんも一度は耳にしたことがあると思います。

でこれは結局なんなのか。ざっくりいうと
**国が用意した「投資用の特別な枠」**です。

この枠の中で買った株や投資信託は、
増えたときにかかる約20%の税金がかかりません。

つまり、
増えた分を、そのまま受け取れる、ということです。

しかもこの枠は、
期限がありません。

だから、
時間をかけて育てていくインデックス投資と、相性がいい制度です。

とは言え、
これまで投資にあまり馴染みのなかった方からすると、
有利な制度と言われても、
やはり投資に少し抵抗を感じる方もいるかもしれません。

そこで次は、
そうした不安を前提にしたうえで、
インデックス投資(インデックスファンド)の強さについて書いていきます。


インデックス投資のメリット・デメリット

ここからは、
インデックス投資のメリットと、
あえて言うなら「弱いところ」について書いていきます。


メリット①

長期で見れば、右肩上がりになってきた歴史がある

過去30年ほどのデータを見ると、
S&P500は年率 10%前後
全世界株式(オールカントリー)は 6〜7%前後 のリターンに
落ち着いてきました。

もちろん短期では下がる局面もありますが、
時間軸を長く取ることで、この水準に近づいていく傾向があり、
長期でリターンが安定しやすい投資だと言えます。


メリット②

分散効果が高い

「卵は一つの皿に盛るな」という投資の格言があります。

卵を一枚の皿に全部のせていて、
それを落としてしまったらどうなるか。
全部、割れてしまいます。

特定の企業1社の株を持っていて、
その会社が暴落したときの状態は、
これとよく似ています。

一方、インデックスファンドは、
500社や1000社といった企業の集合体です。

一部の企業が調子を崩しても、
全体への影響は限定的になる。
自動的に分散がかかる仕組みになっています。


他の投資法と比べると、弱いところ

弱いところ①

爆発的なリターンはない

インデックス投資は、
短期間で何倍にもなるような
爆発的なリターンを狙う投資ではありません。

個別株の中には、
1年で株価が2倍(100%増)になるようなケースもあります。

それに比べると、
インデックス投資の値動きは、
どうしても地味に見えます。

ただ、私はこれを
必ずしも欠点だとは思っていません。

個別株で大きく増える可能性があるということは、
同じだけ下がる可能性もある、ということです。

値動きが大きい投資は、
多くの人にとって、
その激しい動きに耐え続けるのが難しくなります。

想像してみてください。

自分の持っている100万円が、
ある日は120万円になり、
次の日には80万円になっている。

そんな値動きが続いたとして、
冷静でいられるでしょうか。

たとえ、
「最終的には200万円になりますよ」
と言われていたとしても、
私は途中で耐えられず、
脱落してしまうと思います。

インデックス投資は、
値動きが比較的おだやかです。

その分、
不安になりにくく、
焦って判断を誤る場面も少ない。
続けやすい投資だと思います。

そして、
時間をかけて元本が大きくなってくると、
同じ値動きでも、
実際に動く金額は自然と大きくなっていきます。

地味に見える投資ですが、
資産が育ってきたあとに見ると、
見え方はかなり変わってきます。


弱いところ②

時間がかかる

インデックス投資は、
成果が出るまでに時間がかかります。

始めてすぐに手応えを感じられる投資ではありませんし、
短期間で結果が見えるものでもありません。
コツコツと積み立てて、
少しずつ増えていく。
正直、かなり地味な投資です。

ただ私は、
この「時間がかかる」という点を、
必ずしも悪いものだとは感じていません。

資産を育てるのには、
時間がかかります。
同じように、自己理解
自分を知ることや、
自分にとって無理のない在り方、
心地よく力を発揮できる環境を考えるのにも、
やはり時間がかかります。

インデックス投資で、
資産をコツコツ育てていくと、
お金の不安が少しずつ和らいでいく。
そのことで生まれる心の余裕を使って、
自分のことを落ち着いて考えていく。

資産と、自分自身。
両方を、
同時並行で少しずつ育てていく。

私は、このやり方に、かなり可能性を感じています。


おわりに

今回は、
インデックス投資の基本となる考え方について書いてきました。

中でも、
「時間がかかる」という点については、
私はむしろ、
ここにこそ説得力があると感じています。

短い時間で、
急にお金が増える話というのは、
どうしても再現性が低くなりがちです。

もし本当に、
誰でも簡単に、
短期間で大きな資産を築ける方法があるのだとしたら、
この世は、もっと億万長者であふれているはずです。

だから私は、
これからもコツコツと、
無理のないペースで続けていこうと思っています。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

もし今回の話が、
少しでも面白いと感じていただけたら、
コメントやブックマークをしてもらえると嬉しいです。

※本記事は、筆者個人の経験・考えに基づくものであり、特定の投資行動や判断を推奨するものではありません。最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。

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